[アップデート] Amazon MWAAが大阪リージョンをサポートしました
Apache AirflowのマネージドサービスであるAmazon MWAA(Managed Workflows for Apache Airflow)の対応リージョンが追加されました。
追加されたのは、大阪リージョンを含む次の9リージョンです。
- アジアパシフィック(大阪)
- アジアパシフィック(ハイデラバード)
- アジアパシフィック(ジャカルタ)
- アジアパシフィック(メルボルン)
- カナダ(カルガリー)
- 欧州(スペイン)
- 欧州(チューリッヒ)
- 中東(アラブ首長国連邦)
- イスラエル(テルアビブ)
今回のアップデートで、オプトインリージョンを含む29の商用リージョンすべてでMWAAが使用できるようになりました。大阪リージョンが使用可能になったことで、東京リージョンで稼働しているMWAAクラスターのDR先が国内で完結できます。
大阪リージョンの料金は東京リージョンより高い
料金表を確認しました。東京リージョンと大阪リージョンを比較すると、料金は大阪リージョンの方が高いです。そのため東京リージョンと大阪リージョンでDRを構築する場合、東京リージョンをメインにした方がいいでしょう。
次の表は環境インスタンスの1時間の利用料です。たとえばLarge環境を1ヵ月起動させた場合、東京と大阪で 約$205.54 程度の差が出ます。結構大きいですね。
東京 | 大阪 | |
---|---|---|
Small | $0.49 | $0.629043 |
Medium | $0.74 | $0.949983 |
Large | $0.99 | $1.270923 |
XL | $1.98 | $2.541846 |
2XL | $3.96 | $5.083691 |
またストレージ料金(GB/月)の比較は次のとおりです。
東京 | 大阪 | |
---|---|---|
ストレージ | $0.10 | $0.128376 |
まとめ
MWAAが大阪リージョンでも使用できるようになりました。料金は各リージョンごとに異なるため、それも踏まえてリージョン選択をしてください。