OpenSearch Service で利用している T3 系インスタンスタイプのノードが CPU バーストしているか確認する方法があれば教えてください

OpenSearch Service で利用している T3 系インスタンスタイプのノードが CPU バーストしているか確認する方法があれば教えてください

Clock Icon2023.11.27

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

困っていた内容

検証環境の OpenSearch Service(Provisioned) ドメインでインスタンスタイプ t3.medium.search を利用しているのですが、ノードが CPU バーストしているかを確認する方法はありますか?

結論

T3 系のインスタンスタイプを選択した場合、OpenSearch Service(Provisioned) では CPUCreditBalance 等の CPU がバースト状態かを確認可能な CloudWatch メトリクスが提供されていない為、ユーザーからノードが CPU バーストしているかを正確に確認する方法はありません。(2023/11/27 現在)

Amazon CloudWatch を用いた OpenSearch クラスターメトリクスのモニタリング

CPUSurplusCreditsCharged 発生に伴う課金を懸念されるような場合は、検証環境においても M 系、R 系等の CPU クレジットの概念が無いインスタンスタイプをご利用ください。
なお、T3 系のインスタンスタイプを選択した場合において、課金による継続的な CPU バーストが可能かについてはドキュメント上の記載が確認できなかった為、ある程度の負荷を想定される場合もワークロードに適したインスタンスタイプの利用をご検討ください。

Amazon OpenSearch Service でサポートされるインスタンスタイプ

課金による CPU バースト状態を確認できる CloudWatch メトリクス CPUSurplusCreditsCharged については、下記ブログをご一読ください。

補足

旧世代のインスタンスタイプである T2 系の CloudWatch メトリクスにおいては、クラスターメトリクスと専用マスターノードメトリクスで CPUCreditBalance メトリクスが提供されています。
T3 系のインスタンスタイプにおいても、ノードの設定( AWS 側の設定)でスタンダードモードが適用されている場合は課金による CPU バーストは行えません。(下記ドキュメントは EC2 についてのものですが、インスタンスタイプの機能はほぼ同様と考えられます。)

Amazon EC2 T3 インスタンス

標準モードで実行して、取得されたクレジットをすべて使い切るまで T3 インスタンスをバーストすることもできます。

まとめ

この記事がどなたかのお役に立てば幸いです。

参考資料

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.