【Tableau】パラメータを使用してグラフの色分け項目を切り替える!

【Tableau】パラメータを使用してグラフの色分け項目を切り替える!

Clock Icon2020.01.23

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

こんにちは。DA部のまつおかです。

今日はTableauのひとつのグラフ上で、グラフの色分け項目を簡単に切り替える方法をご紹介します。
パラメーターを使うだけで実現することができ、色分けを変えるためだけに似たような複数のシートを作るという無駄が省け、シート数も抑えることができます。

まずは完成したグラフがこちら。
棒グラフの色分けを「顧客区分」「都道府県」「カテゴリ」「サブカテゴリ」で切り替えることができます。

顧客区分で色分けしている場合

都道府県で色分けしている場合

サブカテゴリで色分けしている場合

作成手順

※今回はTableau Desktopをインストールするとデフォルトで付いているサンプルデータ「スーパーストア」を使用します。

グラフを作成

列に出荷日の年/月、行に売上合計を設定し、売上推移の棒グラフを作成します。

パラメーターを作成

左端にある[データ]ペインのディメンション横にある▼から「パラメーターの作成」を選択し、パラメーターを作成します。
名前、データ型、許容値、値のリストを以下のように設定します。

計算フィールドを作成

左端にある[データ]ペインのディメンション横にある▼から「計算フィールドの作成」を選択し計算フィールドを作成します。
計算式は以下の通りです。

CASE文を使い、選択されたパラメーターにより返す値を切り替えています。
(文字色が紫はパラメーター、オレンジはディメンション)

色に作成した計算フィールドを設定

先程作成した計算フィールド(グラフ色)を色に設定します。

完成

これでグラフの完成です!
作成したパラメーターを右クリックするとコントロールを表示できますので、それを使用しパラメーターを切り替えてみてください。
グラフの色分けが選択したディメンションに変わります。

さいごに

今回は棒グラフで作ってみましたが、折れ線グラフ、円グラフ、ツリーマップなどでも同様に切り替えることができます。
同じグラフを異なる指標で確認したい場合など非常に便利ですのでぜひ活用ください!

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.