ブラウザのテキストエリアでNeovimを使う
はじめに
皆さんNeovim使っていますか!!
Vimキーバインドに慣れるとブラウザのテキストエリアにカーソルを入れて、iボタンを押したとき世の中の非情さに涙を流します。なので仕方なく、「Terminalに戻りVimを起動して文章書いてコピー」→「ブラウザのテキストエリアにペースト」という生産的なのかよく分からない行動をとることになります。
Firenvimを使うと、ブラウザに自環境のNeovimを起動することが出来ます。ちょっと何言ってるかわかりませんね?試してみましょう!
本プラグインは、2019年11月3日に開催されたVimConf 2019のJustin M. Keyes様のセッションにて紹介されたものとなります。Neovimがどういうプロジェクトなのかも含め大変勉強になりました。
インストール
公式の手順の参照を推奨します。
プラグインのインストール
私はdein.vimのtoml形式の設定ファイルを利用しているので、下記のように記述しました。(正しいかあまり自信がありません)
[[plugins]] repo = 'glacambre/firenvim' hook_post_update = ''' call firenvim#install(0) '''
ブラウザ側のプラグインをインストール
以上です。
使用例
The Go Playground
Neovimにインストールされているカラースキーム、プラグインが適用されています!凄い!NERDTreeで表示してある通り、テキストエリアに書いた内容は~/local/share/firenvim/以下に存在し、:wで保存可能です。
Google翻訳
訳したい英文もNeovimで
GitHub
お馴染みのissue画面
floating windowも問題ないですね
ブラウザでvim-easymotion楽しい!!
最後に
とても夢のあるプラグインで、GitHubで長文を書く際に既に実用的に使えそうだと感じました。ただテキストエリアにドラッグ、ドロップする際にはプラグインをoffにする必要があるため注意が必要です。コンフィグ設定も色々用意されてるようなので、試してみたいと思います。