はじめてのSendGrid に参加してきました! #sendgrid_jp
はじめに
おはようございます、加藤です。SendGridを提案できるようになりたいなぁと思い、はじめてのSendGridセミナーに参加してきました!
内容をレポートします。
入場時にドリンクを頂きました。ジュース美味しい!
セミナー
- あらゆるニーズに対応するEメールプラットフォーム
- SendGridの採用実績
- SendGridの採用実績
- SendGrid概要
- 100ヵ国以上で74、000以上の有料ユーザ
- オフィス4拠点
- デンバー
- サンフランシスコ
- アーバイン
- ロンドン
- SendGrid利用ユーザーヒートマップ
- 450億通
- SendGridが月当たりに送っているメールの総数
- 数字で見るSendGrid
- 1日でTwitterが5億ツイートされる
- 1日でSendGridは15億メールを送る
- パートナー
- AWS、Azure、GCPとパートナー
- AWS、AzureでSendGridのmarketplaceが提供されている
- You Can't Kill Email
- トランザクションメール
- サインアップ通知
- パスワードリセット
- 請求書送信
- マーケティングメール
- プロモーション
- キャンペーン
- ニュースレター
- トランザクションメール
- メールの利用は増加し続ける
- 1日のメールトラフィックは4年間で、2.690億通から3,196億通に増加
- 同様にEメール利用者数も37億人から41億人に
- メールによるコミュニケーションが好まれている(日本)
- 画像TODO
- メールはデジタルコミュニケーションに必須
- なぜEメールなのか
- 最も普及してるデジタルID(世界で40億アカウント以上)
- 非常に高いROI(38x)
- あらゆるWebサービスのIDのとして利用されている
- パーミッションベースでの獲得
- 一般消費者がセキュアに利用可能
- なぜEメールなのか
- 用途が変化したがメールは生き続け、しかもサービス提供の上で必須
- しかし、実は難しいメール配信
- 正当な(スパムを除く)メールの20%が受信トレイに到達していないという調査結果
- SendGridの強み
- SendGridに切り替えただけでメールが届かないという連絡が減った
- 大量のメールを送ることが可能なインフラ
- 日本の専門家がサポート対応
- メールを届けるために必要なこと
- レピュテーション管理が重要
- レピュテーションは送信者の信頼値
- 低いとメールがブロックされる可能性が高い
- 基本的にレピュテーションは送信者のIPアドレスに紐付いている
- レピュテーションを高めるために
- バウンス/苦情への対処
- バウンスされた宛先に再送してはいけない
- 続けると悪意ある送信者と見なされてします
- スパム報告を受けたら再送していはいけない
- フィードバックループの仕組みを使って受け取る
- バウンスされた宛先に再送してはいけない
- リストクリーニング
- バウンスアドレス、無効なアドレスは削除
- 長期間反応がないアドレスも削除
- スパムトラップへ送信してしまうと、ブラックリスト掲載のリスクあり
- ブラックリスト運営者が予め作っておいたメールアドレス宛に送信が来るかで登録している
- バウンス/苦情への対処
- IPウォームアップ
- SendGridプロでは固定IPアドレスを払い出す
- 最初はIPアドレスに信頼が無いので大量に送ることができない
- スロットリング(一時的なブロック)
- ブラックリストへの追加されてします
- 地道にメールを送る数を増やしておくことで信頼が高まる
- 沢山IPアドレスを用意して対処はできない
- スノーシュースパムと同じ仕組み
- エンゲージメントを高くキープする
- 開封やクリック
- 返信があるか
- 迷惑メール報告されていないか
- サービスにとってEngagedなのかUnengageなのか判断しSunsetになったら削除する
- 送信ドメイン認証
- 送信元が正当なものであることを証明するための仕組み
- なりすまし防止
- 法令の遵守
- 各国で迷惑メール規制法が制定されている
- 送り先の法に従う
- 送信者は遵守する必要がある
- レピュテーション管理が重要
- これらを実現するSendGridの機能
- リアルタイムアナリティクス
- サプレッションリスト
- 送るべきでない宛先を自動的にリスト化
- Sender Authentication(独自ドメイン利用設定)
- Mail Send API
- APIでメールを遅れる
- 1リクエストで大量送信
- 宛先の数が膨大になると送信に時間がかかるがSendGridを使えば時間がかからない
- タイムセールなど大量に同時に送る時などに役立つ
- Event Webhook
- 発生したイベントを指定したURLにPOST
- OpenやBounceなどに応じて外部に蓄積できる
- コールセンターなどで問い合わせ時に特定のメールがどういった状態か特定できる(Openされたかなど)
- アカウント作成方法
- SendGridが悪用されるわけに行かないので利用時に審査がある
- 無料で12,000通/月で利用可能
デモンストレーション
SMTP
SMTPサーバとしてSendGridを使用できることを確認するデモ。
$ telnet smtp.sendgrid.net 587 auth login <<エンコード済みユーザ名>> <<エンコード済みパスワード>> mail from: [email protected] rcpt to: [email protected] data to: [email protected] from: [email protected] subject: Test email this is a email from SendGrid .
送信後、SendGridのダッシュボードでActivity Feedをチェック、無事に送信されていました。
WebAPI
https://sendgrid.com/docs/API_Reference/api_v3.html
のブラウザ上からAPIを試せる機能を使用してAPIでメール送信するデモ。(自分のAPIキーで自分のSendGridから送信)
- 単体でメール送信
- テンプレートを用意し置換(Nameタグを実際の名前に置換)して送信
- WebhookでRequestbinにJSON形式で送信結果を伝える
- わざとバウンスされる宛先にメールを送信
- バウンスされることを確認
- もう一回送信してドロップされることを確認
このTry itの機能は便利ですね、簡単にテストができます。
作成したリクエストを実際に実装する為のコードまで生成してくれます。
マーケティング
マーケティング(非エンジニア向け)機能でWebブラウザから操作してメールを送るデモ。
- 送信
- 必要な情報
- 差出人
- 宛先
- 配信停止グループ
- 情報はCSVでアップロード可能
- 生年月日などオプション情報も追加可能
- 必要な情報
- テンプレート
- レスポンシブ対応済み
- オリジナルのテンプレートをインポートすることも可能
- sendwithus などを活用すると便利
- 0からテンプレートを作成することもブラウザ上で可能
- ドラッグアンドドロップで簡単に作成できる
- HTMLでの作成もサポート
- 2ペインでプレビューしながら作成が可能!
- プレビュー側をクリックすると該当コード部分がハイライトされる
- サンプルコードがあれば非エンジニアでも使える
- プレビュー
- PC・スマホでのプレビューに対応
- セグメント
- 設定した条件を満たす宛先データの集合
- セグメントは宛先リストの変更に対して動的に変化
- 年齢・性別で簡単にフィルタできる
- A/Bテスト
- 最大に6バージョンまで作成して反応を見てからメールを送信できる
あとがき
WebAPIのデモが結構エンジニアよりな内容で私的には楽しかったです。
Try it(ブラウザからAPIテストできる機能)は驚きました、こんな便利な機能があったんですね、しかもコード生成までできるとか快適すぎる。
後はもっと自分で触って体感して提案できるようがんばります!