所属部門でOKRの取り組み方に関するふりかえりを実施した

所属部門でOKRの取り組み方に関するふりかえりを実施した

Clock Icon2023.07.30

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こんにちわ。組織開発がミッションの人事グループ・組織開発室に所属しているてぃーびーです。
7月で年度の区切れ目ということもあり、所属部門で前年度に取り組んでいたOKRの取り組み方に関するふりかえりを実施しました。

前提

  • OKRで取り組んでいる業務のプロセス改善は週次のふりかえりで実施しているため、今回のふりかえりの対象外にしました
  • OKRの進捗は週次の定例の中で継続的に確認しているため、達成度や最終結果に関するふりかえりは日頃十分にできているため今回は対象外にしました
  • 上記の前提から「OKRをうまく活用できているか?」というような「OKRそのものの活用プロセス」にフォーカスしてふりかえりました

ふりかえりの実施方法

OKRに関するふりかえりをKPTで実施しました。

Keep

継続したい「よかった取り組み」を洗い出しました。
例として
  • OKRチェックインで継続的に状況確認できた
  • 健全性指標で業務負荷を継続確認できた
  • OKRの存在によって重要な業務にフォーカスできた
  • 期中の状況の変化に応じて、目標を柔軟に変更できた
などがありました。

Problem

問題のあった部分」を洗い出しました。
例として
  • 他部門への依存度が高い目標があり、扱いが難しかった
  • Win Sessionをやらなかった
  • 目標にワクワク感をもたせるのが難しい。
  • OKR CheckInでの自信度の確認と、チームで行っているスクラムの進行度の確認に重なる部分がありそうで、運用改善の余地がありそう
などがありました。
人事関連の業務の特性として、
  • 長期に及ぶものが多く短期成果の確認が難しいこと
  • 成果に多様な要素が影響しやすく、純粋に自分たちの活動によってもたらされた成果なのか判断するのが難しい
という点があります。
結果として週次のWin Sessionを実施しようとしても週単位でわかりやすい成果の確認をすることが難しい面があります。
また、ワクワク感じについても現時点のOKRに設定する項目は長期施策の途中までの内容ということもありえて、中間時点の目標だけを見てしまうと道半ばなので、ワクワクしにくいという面もあります。

Try

よかった点を継続するための施策や、問題点を解決するための施策について検討しました。
普段の業務に関わるKPTと同様に、Tryが多すぎると対応しきれなくなるので重要に捉えている以下の2点に限定しました。
  1. ワクワクする未来へのマイルストーンを可視化する
  2. OKRチェックインとスクラムの進捗確認を効率よく実施できるようにする

1については、Problemで補足した、長期の取り組みの途中段階のものにワクワク感をもたせにくい、という課題感に対応するものです。ワクワクする未来につながる道の途中まで到達できていることを可視化することで実感しやすくしよう、という作戦です。

2については、OKRとスクラムの併用をする中で両方に必要と思われる活動をそれぞれ教科書的に実施してみたけど、いざ併用した場合に活動に重複がありそうなので、最適化したいというところです。

まとめ

OKRの取り組み方に関するふりかえりを実施しました。
どんな取り組みも最初から満点の状態にはなりません。
そんなとき、ふりかえりからの改善は強い味方になります。

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