[レポート]JJUG CCC 2024 Springに参加してきました
2024/06/16(日)に開催されたJJUG CCC 2024 Springに参加してきました!
今回もオフラインのみの開催で、私は前回のFallに引き続き2回目の参加でした。
JJUG CCCについて
例年2回、春と秋に開催する日本最大のJavaコミュニティイベントです。
最近はオフラインのみの開催が多く、今回は500名を超える参加人数だったそうです。
参加したセッション
自動アップグレードを夢見て、Amazon Q Developer使ってみた
Amazon Q Developerについてデモ動画含めて解説されていました。
2024年4月にGAになった機能です。
IDEのプラグインとして使用できるので、GitHub Copilotと同様の操作感で使用できそうで良いなと思いました。
まだバージョンアップ対応はしたことがないのですが、今後やる可能性も出てくると思うので試しておきたい機能だと思いました。
使い方はAWS公式のこちらで参照可能です。
Spring Bootと行レベルセキュリティではじめるマルチテナントアーキテクチャ
RLSについて全く知らなかったので、こんな便利なものがあるんだ!と思いました。
自動でwhere句に条件を付与してくれるような挙動になるので、インデックスの貼り方とかは注意が必要なのかなぁと感じました。
ポリシーの設定方法きちんとできていればミスの少ない運用ができそうで魅力的な機能でした!
個人的には、すごくわかりやすい資料と説明で感動しました、、、。
Spring Boot vs MicroProfile - クラウドネイティブにおけるフレームワークの比較と選択
MicroProfileはマイナーなフレームワークらしく、私も勿論知らなかったんですが、コードを比較して説明されていたのでわかりやすかったです。
SpringとMicroProfileの設計思想は逆というのが面白いなぁと思いました。
springメーカーパソコンみたいなもので、MicroProfile自作パソコンみたいなものという例えがわかりやすかったです。
いまどきの分析設計パターン おすすめ10選
わかるーって思える例が多くてすごく参考になりました。
今までifやswitch文を使用していた箇所は、enumで定義できるということを知れて良かったです。
積極的にenum使っていきたいと思っていたので、そういう使い方もできるんだ!って新しい発見でした。
資料に記載されていたサンプルコードは、こちらから参照できるので自分でも書いてみて理解を深めたいです。
このあたりが参考になった内容でした。
- 名前ではなく分類に注目する
- enumで範囲の定義をする
- ifやswitch文を使わずに宣言的に記述する
- Setで演算すると合致した値が容易に取り出せる
- Predicate型を使えば条件をすっきり定義できる
終わりに
聞きたいセッションが満席だったり疲れて休憩挟んだりしていたので、今回は4セッション聞くことができました。
懇親会も参加していろんな社外の方と話して刺激受けたので、今後もこういうイベントに参加していきたいです。
引き続きJavaも頑張っていきます!