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Notionを利用してタスクの実行を記録する
こんばんは。僕です。
はじめに
タスク管理は生産性向上の鍵となります。ただ、実際の作業時間の把握を曖昧にしていると、どのタスクが進行のボトルネックになっているかがわかりにくく、業務改善に繋げにくいです。そこで、Notionのデータベース機能を活用し、タスクの開始・終了を記録できるようにしてみました。
この仕組みでは、ボタンを押すことでタスクの開始時間と終了時間を自動記録し、ステータスを適切に更新することで、タスクの進捗を可視化します。
準備
Notionデータベースの作成
まず、Notionで以下のようなプロパティを持つデータベースを作成します。
プロパティ名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
タスク名 | タイトル | タスクの名称 |
開始時刻 | 日付 | タスクの開始時間 |
終了時刻 | 日付 | タスクの終了時間 |
ステータス | 数式 | タスクの進捗状況(開始前🟥・実行中🟨・完了🟩)を自動計算 |
開始ボタン | ボタン | タスクの開始・リセット |
終了ボタン | ボタン | タスクの終了・キャンセル |
ステータスの計算
数式の仕様:
if(empty(prop("開始時刻")), "🟥", if(empty(prop("終了時刻")), "🟨", "🟩"))
この数式により、ステータスが自動更新されるようにしています。
ボタンの仕様
開始ボタンの動作
- 開始前の状態で押下 → 開始時刻を記録
- 実行中または完了の状態で押下 → 開始時刻と終了時刻をリセット
終了ボタンの動作
- 開始前の状態で押下 → 開始時刻・終了時刻を記録
- 実行中の状態で押下 → 終了時刻を記録
- 完了の状態で押下 → 終了時刻を削除
導入のメリット
この仕組みを導入することで、以下のメリットが得られます。
- タスクの実行時間を可視化 → 各タスクの開始・終了時刻が明確になる
- 作業の進捗を即時反映 → ステータスが自動更新され、管理が容易になる
- 操作が簡単 → ボタン一つで記録が可能になり、手間がかからない
応用など
この仕組みを活用することで、実際のタスク遂行時間を記録し、作業の分析が可能になります。また、他のチームメンバーと共有すれば、進捗の可視化にも繋がります。
また発展として、
- フィルター機能の活用 → 進行中のタスクのみ表示するビューの作成
- タグの追加 → タスクのカテゴリー別に管理
- 自動通知 → 期限が近づいたタスクのリマインド
- カレンダービューの作成 → 実行済みのタスクの可視化
といった機能の拡張もありえそうです。
おわりに
本記事では、Notionのデータベースを用いたタスクの実行記録システムを紹介しました。開始・終了ボタンを活用することで、シンプルながら効果的なタスク管理が可能になります。
タスクの進捗度合いを明確にすることで、業務効率を向上させる工夫に繋げられると良さそうです。