日本ディープラーニング協会(JDLA)主催のG検定の情報をまとめてみる

日本ディープラーニング協会(JDLA)主催のG検定の情報をまとめてみる

Clock Icon2018.11.18

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

G検定を受ける上で知っておくと役に立つ!かもしれない情報をまとめてみました!
受験される皆様の参考になりますように。

G検定とは

日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施しているディープラーニングの基礎知識を有しているかを問われる検定です。
日進月歩する技術であることから、検定・資格実施年毎に実施年号を付与するとのことですね。(年号が付いていた意味を今知りました^^;)

人材育成

試験情報

  • 受験資格:制限なし
  • 試験概要:120分、多肢選択式の知識問題226問、オンライン実施(自宅受験)
  • 出題問題:シラバスより出題
  • 受験料(※):12,960円(税込) / 学生5,400円(税込)
  • 申し込みはコチラから

オンラインによる自宅受験のため、試験中に参考書をチラ見することも可能です。
120分で226問を捌かないといけないので本当にチラ見しかできませんが。。

過去の合格率

  • 2017年12月16日 開催 合格率:56.8% -> 詳細
  • 2018年6月16日 開催 合格率:57.1% -> 詳細

意外と高い合格率ですが正直、試験は合格率の高さほど簡単ではありません。
本試験を受験しようと思う時点で一定の知識水準を有している方が多いと思います。
そういった受験者が試験を受けた結果と考えたほうが良いでしょう。

G検定の勉強ができる書籍

G検定の試験勉強で使用する書籍もまとめます。

書籍系

以前はシラバスに記載されている書籍を頼りに勉強するという感じでしたが
待望の公式テキストが出ています!練習問題付きです!これで試験勉強がずいぶん捗るのではないでしょうか。
(私の受験時は公式テキストがまだ出てませんでした 泣)

ちなみに、書籍で勉強するのが苦手という方はこちらのG検定 対策講座を利用するも良さそうです。
JDLA 有識者会員である浅川伸一先生が講師をされており、非常に分かりやすく説明されています。

試験を受けた感触

まずは問題数の多さに苦戦しました。勉強した際に曖昧にしている部分が多かったので
自信が無い問題がそこそこあり、書籍を頻繁にチラ見するハメに。。結果時間はギリギリでした。
書籍のチラ見は電子版の方が捗るかもしれません。
問題としては暗記系の問題が大半です。ちゃんと記憶しておけば瞬時に答えられると思います。
数問は数式を問われる問題もありました。また、書籍に載っていない新しい情報に関する問題も
わずかにあったような気がします。

G検定に合格すると

G検定に合格すると下記のものがもらえました。

  • 合格証
  • JDLAのロゴ画像(名刺とかに入れられる)
  • 合格者コミュニティのSlackへの招待
  • 合格者の会に応募する権利(倍率が高い)

合格者の会行きたかったー、スケジュールも空けていたんですが。
倍率が高かったみたいですね、G検定に合格するより合格者の会に当選(合格)する方が
難しいという事態になっていました(笑)
しかし今後も開催されていくとのことで次回の開催が楽しみです。

まとめ

G検定は問題数は多いですが、人工知能の歴史から機械学習の手法、法律に至るまで
幅広く網羅された問題が出るので、本当に知識の再確認ができる良い試験だなぁと思いました。
ちなみにディープラーニングの試験は他にE検定というものもあり、こちらはディープラーニング手法を
実装レベルで知識を問われる試験となっていますので、AIエンジニアを目指す方は基礎知識を問われるG検定を合格した後は E検定に挑戦する流れになるかと思います。自分もなるはやで試験に挑みたい気持ちでいます。
次は合格者の会に参加したブログ記事も書きたいです!

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.