ロールモデルがいない状態のメリットとは何か
2024.10.25こんにちは。人事グループ・組織開発室に所属し、組織開発を担当しているてぃーびーです。
仕事におけるロールモデルは、一人で見つけるのが難しい場合もありますが、複数の人から学びを得ることで見つけられるかもしれません。
独自の役割を担当している場合、専門領域に関わるロールモデルを見つけることが困難かもしれません。一方で、ロールモデルがいない状態はメリットになりえます。この記事では、ロールモデルがいない状態がどのようにメリットになるのかを解説します。
ロールモデルとは
ロールモデルとは、目標や模範となる人物のことを指します。特定の分野や職業において、優れた業績や行動を示し、他者がその人物を手本とする存在です。ロールモデルは、個人が成長や成功に向けた道筋を理解する助けとなります。
ロールモデルがいない状態のメリット
ロールモデルがいない場合、手本となる人物から学ぶ機会がない一方で、以下のようなメリットがあります。
- 経験機会の獲得
- 自己主導の学びや判断力の強化
- リーダーシップの強化
1. 経験機会の獲得
ロールモデルがいない場合、自分自身がその領域を牽引する存在として成長することが期待されます。これにより、他者が得られない独自の経験を積む機会が増え、新たな挑戦やキャリアの進展につながります。
2. 自己主導の学びや判断力の強化
ロールモデルがいない場合、自分自身で解決策を見出す必要があります。このプロセスを通じて、自己主導の学びや独自の判断力が鍛えられるため、専門領域でのスキルがより深く強化されます。
3. リーダーシップの強化
ロールモデルがいない場合、リーダーとして自らの判断で意思決定を行い、他者を導く機会が早期に訪れます。自然と自分がチームや他者を引っ張っていく立場になるため、リーダーシップの機会が早期に得られる可能性があります。
補足
頼れる部分は頼る
特殊な業務を担当していて、専門領域に関してはロールモデルがいない場合も、それ以外の要素に関してロールモデルを探して、みて学ぶことはできます。例えば、リーダーシップなど汎用的なソフトスキルなら、同じ職種の人以外からも学べるでしょう。他者から学べる部分は積極的に活用しましょう。
社外のロールモデルを探す
社内に同じ役割の人がいなくても、社外にはいる場合、社外の交流を通してロールモデルを得る方法があります。ロールモデルとまではいかなくても、情報交換や意見交換ができる相手を見つけられれば、大きな助けとなります。
