[Notion]テンプレート機能を使って繰り返しの追加更新を楽にしてみる

[Notion]テンプレート機能を使って繰り返しの追加更新を楽にしてみる

Notionのページ内テンプレート機能は、特定のコンテンツを追加・更新する際に、既存のパターンを複製して書き直すことを容易にする便利な機能です。実際に使ってみたうえで使い方を書いてみました。
Clock Icon2023.02.07

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特定コンテンツを追加更新する際に、既存パターンのブロックを複製して書き直すことはよくあります。例えばFAQだったり、ToDoだったり。複製元ブロックのテキスト分量が少ない場合は消す手間もそうは掛かりませんが、分量が増えたりしてくると選択もそれなりに大変です。

Notionのページ内テンプレート機能はメニューとして目立たないながらも、特定パターン構成を繰り返す場合にとても便利です。実際の使い方を交えての解説を書いてみました。

テンプレート機能の概要

テンプレートは特定ブロック構成を挿入追加していく機能です。利用する際の手順としては以下の通り。

  • テンプレートボタンを押して事前に定めたブロックを追加する
  • 追加されたブロックにデータを個別入力する

ブロックの追加先は常に下で、カラム数を増やす目的では利用できません。

ページにデータを入力する

何もデータがない状態では恐らく活用し難い機能です。まずはデータを入力して、追加更新が発生する箇所を詰めましょう。

追加更新するブロック構成を決める

更新時に追加する構成を決めます。

  • 挿絵付きの手順書であれば、左に詳細解説、右に画像をいれておく
  • 中間ページと各種サブページであれば、サブページテンプレートを含むデザイン込の中間ページ雛形をいれておく(実際にはFrontPageをページ化します)

注意すべき点として、テンプレートから追加されたブロック並び替えを行いたい場合。複数ブロックを追加するテンプレートの場合は、最初にトグルリストを置いてその中に細かいブロック構成を詰めておくとトグルリストのみの操作となり移動が楽になります。

テンプレートの入れ子を作った場合

テンプレート機能が自動追加できる構成はスラッシュコマンドから入れられるブロック全般です。故にテンプレートの入れ子にすることも可能です。

ただ、動作としてはテンプレート内に含まれたテンプレートを選択する流れではなく、テンプレートボタン(親)をおすと入れ子のテンプレートボタン(子)が生成され、今回のケースでは入れ子のボタンを押す度にページが生成されます。且つ最初のテンプレートボタン(親)は押すたびに入れ子のテンプレートボタン(子)が生成されます。

生成済みテンプレートボタン(子)はテンプレートボタン(親)内に行われた更新を反映しません。人を選ぶ構成になるため、正直おすすめはしません。

あとがき

正直最初から触ろうとしても使い難い機能です。ある程度Notionに慣れてページ上の特定コンテンツを追加更新する際に、いつも決まったブロック構成を手作業で追加するようになった際に試してみると効率的になるかと思います。

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