EOLになるMobile Analytics のS3 Auto Exportを Amazon Kinesis Data Firehoseに移行する

EOLになるMobile Analytics のS3 Auto Exportを Amazon Kinesis Data Firehoseに移行する

4月30日にAmazon Mobile AnalyticsがAmazon Pinpointに統合されるにあたって s3 に Auto Export する機能が廃止されます。S3へのExportをAmazon Kinesis Data Firehoseへ置き換える手順を紹介します
Clock Icon2018.03.29

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西田@大阪です。4月30日に Amazon Mobile AnalyticsAmazon Pinpoint に統合されるにあたって s3 に Auto Export する機能が廃止されます

今回は こちら のドキュメントをもとにS3へのExportを Amazon Kinesis Data Firehose へ置き換えます

Amazon Mobile Analytics の現在の設定を確認します

Amazon Mobile Analytics から後の設定で使うS3バケット名を確認します

Amazon Kinesis Data Firehose を作成します

Amazon Kinesis Data Firehoseから作成します

Stream Nameを入力し、SourceDirect Put or other sourcesを選びます

データを加工する必要がない場合は、Lambda をDisabled にして進みます

出力先に Amazon S3 を選び、S3バケット名に先程確認した、Amazon Mobile Analytics のS3バケット名を選択し、Prefixを指定します

Prefixは /(スラッシュ)を入力することができ、末尾を/にすることでPrefix以下にAmazon Mobile Analytics と同じディレクトリ構成でS3オブジェクトが格納されます

圧縮形式などのオプションを設定します。Kinesis の Shard数は設定する必要がありません

Kinesis Data Firehose に設定するIAMを作成します

ウィザードでも作成できます

Amazon Pinpoint のEvent Streamに作成した Amazon Kinesis Data Firehose を設定する

Pinpointより、移行対象のプロジェクトを選び、Settings より設定画面を開き、Event Streamを選びます

Stream to Amazon Kinesis にチェックを入れて有効にし、Send events to an Amazon Kinesis Firehose delivery stream を選び、先程作った Amazon Kinesis Data Firehose を選びます ※ IAM Role は事前に用意することも、ここで自動生成することもできます

最後に

出力されるS3のデータの構造などに大きな変更ががないのでそのまま使えるケースも多いと思われます

4/30日までとアナウンスされていますので、早目に検討しておいたほうがよいでしょう

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