Lookerでの『表形式での視覚化』におけるフォントの調整方法 #looker

Lookerでの『表形式での視覚化』におけるフォントの調整方法 #looker

Clock Icon2019.06.24

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小ネタです。

Lookerでデータを色々と触っていて、『表形式での視覚化の際、色々要素を触っていて『そう言えばLookerって文字サイズの調整ってどうやるんだろう?』と思い、調べてみた内容をエントリとしてまとめてみたいと思います。

表形式の可視化(Table Visualizations)にはフォント表示の設定は...無さそう

Lookerでは、可視化(Vizualization)の設定でフォントサイズを調整出来ます。

ざっと見た感じ、一通りのグラフには設定項目がありそうだったのですが、使い勝手が良さそうな表形式(Table)の可視化に関してはその設定項目が見当たりませんでした。


(※ヒートマップ的なセルの表示は出来ます)

『HTMLコードの埋め込み』 or 『Liquid HTML』で実現可能

調べてみると、2通りの実現方法があることが以下のヘルプドキュメントで判明。それぞれどの様に実現するのかを見てみたいと思います。

HTMLコードの埋め込み

1つは、HTMLコードをLookMLのフィールド要素内に書き入れてしまう、というものです。

下記の様な形で、html属性を追加し、必要なHTMLコードを追加しておくことで、

  measure: count {
    type: count
    label: "投稿本数"
    html: <span style="font-size:15px;">{{value}}</span> ;;
    drill_fields: []
  }

デフォルトでこのサイズだった文字サイズが、

所定のサイズに変更されました。

Liquid HTMLを使う

もう1つ、HTMLの利活用を発展させた形として『Liquid HTML』という仕組みを活用することで、更に細かい制御・表示が可能となります。

上記HTMLでは単純に『文字サイズ』を調整するだけでしたが、ここでは『投稿本数』の数値に拠って色や太さを変えていく設定を試してみたいと思います。サンプルを参考にしつつ、以下の様な式を作成してみました。

  measure: count {
    type: count
    label: "投稿本数"
    drill_fields: []
    html:
    {% if value >= 30 %}
    <span style="font-size:15px;font-weight:bold;color:red;">{{ rendered_value }}</p>
    {% elsif value >= 20 %}
    <span style="font-size:15px;font-weight:bold;color:orange;">{{ rendered_value }}</p>
    {% elsif value >= 10 %}
    <span style="font-size:15px;font-weight:bold;color:green;">{{ rendered_value }}</p>
    {% else %}
    <span style="font-size:15px;">{{ rendered_value }}</p>
    {% endif %} ;;
  }

Vizをリロードしてみます。以下のような形で、数値の内容によって表現方法を変える事が出来ました。

表形式のグラフについては背景色のカスタマイズも可能となっています(詳細は別途どこかで...)。この機能と組み合わせて活用することでより分かりやすい表現方法が可能となると思います。

まとめ

という訳でLookerの表形式Vizにおける『フォントサイズの調整方法』に関する内容のご紹介でした。

『表全体のフォントサイズ調整』的な設定項目があると便利なんだけどなぁ...とも思いつつ、一応のワークアラウンドはあるということが判明したので安心です。もっとスマートな方法があるよ!という場合は是非教えて頂けますと幸いです。

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