[Looker] ユーザーのDeleteとDisableの違いを理解する #looker
人事異動や退職などでLookerへのアクセス権を無くしたい場合があると思います。
その場合、LookerではDelete
とDisable
の2つの選択肢があります。
今回はDelete
とDisable
の違いを理解して、正しくユーザー管理をする方法をご紹介します。
Delete
Deleteはユーザーの個別のページ(Admin > Users > Edit)の下部にボタンがあります。
Deleteを選択すると、下記画像の通り警告文が出てきます。
ざっくりいうと、Deleteしようとしているユーザーが作成したコンテンツも削除されますよ。いいですか?という確認です。
OKを押した後に、Deleteしたユーザーの個人フォルダを確認すると、下図の通りもうないよと言われてしまいます。
ちなみに、Deleteしたユーザーが開発権限を持っていた場合でもそのユーザーの個人ブランチは残っていました。(消えません)
ユーザーをDeleteするとき
そのユーザーが作成したコンテンツも削除していいとき!
Disable
Disableはユーザー一覧から選択することができます。
こちらもDisableを選択すると、下図のように警告文が出てきます。
選択したユーザーのログインをブロックしますという内容です。
ユーザーをDisableしても個人コンテンツは残ります。
Disableしたユーザーを再度ログイン可能にする
ユーザーの個人ページ(Admin > Users > Edit)の上部にAccountという項目が出てきて、そこでEnabled
かDisabled
を選択することができるので、Disableしたユーザーを復活させる場合には、ここをEnabledにしてあげるだけで復活します。
Disableを使うとき
ログインは不可にしたいが、そのユーザーが作成したコンテンツは残しておきたいとき。
もしくは、外部委託先の契約が終了したが再度委託する可能性がある時にも、再度契約した際にスムーズに復活させることができていいと思います。
まとめ
ユーザー管理のDeleteとDisableの違いについてご紹介しました。
良きように使い分けてみてください!