Apple Trade-Inを使った下取りで躓いたこと・分かったことをまとめてみた

Apple Trade-Inを使った下取りで躓いたこと・分かったことをまとめてみた

初めてApple Trade-Inを使ってみて、手続きにて苦戦したことをまとめてみました。Apple製品の買い替えで不要になった機器の処分で手間をかけたくない場合におすすめです。
Clock Icon2021.01.18

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はじめに

Appleの新年初売りにて2020年モデルのiPad Pro 11インチを購入しました、長らく10.9 インチを利用していましたが、FaceIDや磁石でくっつくApple Pencil等、最新モデルにおける利便性の高さは気になっていました。リモートワークで有意義に使えることや、初売り時のクーポンが発行されることは勿論、Apple Trade-Inでの10.9インチの下取り額がそこそこの値段付けとなったため、踏み切りました。

Apple Trade-Inについては以前から存在を知っていましたが、機器によっては下取り対象になる世代を持ち合わせていなかったりと、実際に利用するには至っていませんでした。今回利用してみて初めて分かったことが多かったこと、躓いた点の解消が困難で諦めるケースもあるのではと思い、まとめてみました。

Apple Trade-Inについて

新しいApple製品購入時に、手元のApple製品を下取りしてもらえるサービスとなります。下取り対象で且つ状態良好であれば一般の中古買取り店舗の相場より高めの下取り額となり、下取り対象ではない場合も無料引き取り可能なため処分の手間が省けます。

Apple Trade-Inの操作に入る前に

事前に以下の準備をしておきましょう。

  • 下取り機器でAppleIDにログインする
  • 身分証明書を2種類用意する

下取り機器がAppleIDが紐付いていると、機種品番を調べる手間が省けます。

身分証明書をアップロードする

利用可能な身分証明書の候補は以下の通りです。

  • 健康保険証
  • 運転免許証
  • 日本国発行パスポート
  • 在留カード(外国人)
  • 特別永住者証明書(外国人)
  • 運転経歴証明書
  • 年金手帳
  • 住民票(原本・直近3ヶ月以内)
  • 外国人登録証明書
  • 公共料金領収証(直近3ヶ月以内)

いずれの証明書を使う場合でも注意すべき点があります。

裏と表がどれか分かるものを使う

裏・表の写真を撮る必要があるため、「これが表、これが裏」と確定できるものを利用しましょう。無難なところでは健康保険証と運転免許証になります。

AppleIDに登録している名前と住所を身分証明書記載と一致させる

大体は漢字での登録がベターだと思われます。これが一致していない場合、本人確認が成立せずTrade-Inが無効になり、下取り時に購入した機器も返品となります。日本国内にてiTunes Music Store登場時に登録して以来触っていない場合、英語表記となっている可能性があります。現在は各国での言語入力で問題ないため、気になる場合は確認してみましょう。

身分証明書に住所を記入する

アップロードする証明書それぞれに住所の記入が必要になります。どれも記入されているに決まっていると思われそうですが、健康保険証の表面には住所記載がなく、裏面に記入用の欄があります。記入しなくても病院等では問題なく使えるため見落としがちです。ちなみに、郵便番号の記入は不要でした。

また、登録フォームに注意書きとして記号・番号・保険者番号・QRコードを隠すようにあります。隠さない状態でアップしても承認されるように見えますが、暫くすると再登録を要求されます。

事前撮影ではなくフォーム登録時に撮影する

ファイルサイズの問題か弾かれることを確認済みです。健康保険証上の情報隠蔽をアプリでは行えないということでもあります。

Trade-Inの進行

情報の確認が完了した場合、配送業者が下取りに来る前日にリマインダーメールが届きます。

アップロードした身分証明書上の情報が適切ではない場合、以下のようなメールにて再入力を求められます。なお、このメールは文字化けするようですが、操作には問題ありません。

宅配業者によるピックアップ

自宅でのパッキングは行われません。なお、ケースやiPadの場合はSmartCoverが付いたままでも受け取ってもらえます。

あとがき

AppleID上の個人情報と身分証明書上での個人情報表記が厳密に一致していないと成立しないことを購入手続き完了後に知ったため、色々焦りました。

手続きが問題なく完了できればとにかく処分が楽になるサービスです。もしApple製品を買い換え時に下取りを検討する場合、参考になれば幸いです。

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