[小ネタ]git-remote-codecommit(GRC)を使ってCodeCommitをリモートリポジトリに追加する
「GitのリモートリポジトリにCodeCommitを追加したい」
メインは他のリポジトリサービスを使っていて、テスト的にCodeCommitにもPushしたいことがありました。
GRCを使ってGitのリモートリポジトリにCodeCommitリポジトリを追加して、Pushする手順を紹介します。
GRCを使うと、IAMのGit認証情報の設定やSSHキーの設定不要でCodeCommitのリポジトリに接続できます。
詳しくは以下ブログがわかりやすいです。
やってみる
CodeCommitリポジトリの作成
まずは、テスト用にCodeCommitリポジトリを作成します。
$ aws codecommit create-repository --repository-name grc-test
GRCのインストール
pipでGRC(git-remote-codecommit)をインストールします。
pip3 install git-remote-codecommit
以下の成功メッセージが出たら、インストール完了です。
Successfully built git-remote-codecommit
GRCを使ってリモートリポジトリを設定する
リモートURLは一番短い書き方だと、codecommit:://リポジトリ名
となります。
プロファイルを指定する場合は以下のようになります。
codecommit://プロファイル名@リポジトリ名
デフォルトのプロファイルで設定されているリージョンが異なる場合は、以下になります。
codecommit://リージョン名@リポジトリ名
今回はデフォルトのプロファイルで同一リージョンを使用するため、一番短い書き方でURLを指定します。
$ git remote add codecommit codecommit://grc-test $ git remote -v codecommit codecommit://grc-test (fetch) codecommit codecommit://grc-test (push) $ git push codecommit HEAD
おわりに
GRCを使ったCodeCommitをリモートリポジトリに追加する手順でした。
誰かの参考になると幸いです。
以上、AWS事業本部の佐藤(@chari7311)でした。