FivetranでBoxからBigQueryにデータを同期する方法

FivetranでBoxからBigQueryにデータを同期する方法

Clock Icon2024.02.21

今回は、Fivetranを使ってBoxからBigQueryにデータの同期を試してみましたので、その方法について記載していきます。

Destinationsの設定

まずはBigQueryのプロジェクトをDestinationとして設定します。設定方法としては、以下の記事にも詳しく記載されていますので、こちらを参考にしていただければ幸いです。

Connectorの設定

続いて、作成したDestinationsからBoxとのConnectorを作成します。

今回のデータサンプルについて

顧客の座標情報を持ったファイルをBigQueryに同期していきます

ID CentroidX CentroidY
824 -109.087975 36.770373
830 -109.064275 36.752773

Boxの認証・フォルダ指定

  • まずは作成したDestinationsの画面から、Connectorを追加します

  • 続いて、Connector一覧から、Boxを検索してセットアップ画面に進みます

  • 設定画面に進みますので、それぞれ設定します

    • Sync Strategy:Magic Folder
      • Magic Folder Modeでは、次に指定するBoxのフォルダー内のファイルを検索し、ファイルをテーブルとして同期します
    • Destination Schema:表示する任意のConection名
  • 設定ができたら、Authorizeをクリックして認証します
  • ブラウザに遷移するので、Boxへのアクセスを許可します
  • 認証が完了したら、同期したいBoxのフォルダパスを入力して接続テストを行います

初回同期の実施

  • 接続出来たら、Start Initial Syncをクリックして初回の同期をします
  • 同期が完了したのでBigQueryに移動してデータの確認をすると、Box上にあったファイルが取り込まれていることを確認できました!

さいごに

Fivetranが自動的にデータベースにスキーマ・テーブルを作成してくれたため、簡単な設定のみでBoxからBigQueryにデータを同期することができました!このように、Fivetranは非常に便利なツールですので、是非活用してみてください。

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