[小ネタ] AWS全リージョンへの疎通確認ができる EC2 Reachability Test サイトのご紹介

[小ネタ] AWS全リージョンへの疎通確認ができる EC2 Reachability Test サイトのご紹介

AWS の各リージョン・サブネットに対して疎通確認が出来る EC2 Reachability Test というサイトをご紹介します。一応 AWS 自身が運営しています。おそらく。
Clock Icon2019.02.17

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背景

昨年の re:Invent 2018 のときのメモを見返していたら、下記のような謎 1 の URL が出てきたのでここに紹介しておきます 2

何これ?

何ができる?

  • URL を開くと、各地に配置してあるチェックマーク画像 ✅️を読み込みます
  • リージョン・IP アドレスレンジごとに配置されています
  • 読み込めたら画像が表示されます(= 疎通可能

HTML ソースコードをみてもらうと一目瞭然ですが、ぶっちゃけるとやっていることはこれだけです。

EC2 というよりは AWS グローバルインフラストラクチャ の疎通試験( Reachability Test )ですね。普通にひらくと手元のブラウザからの疎通確認になってしまうので、あんまり嬉しいこともなさそうです。。

まとめ

4 の EC2 Reachability Test サイトをご紹介しました、疎通状況が気になるネットワークに Squid 等の HTTP フォワードプロキシを建てて確認する、といった使い方がいいかなと思います。あるいはクライアントネットワークが問題なら、このサイトを開いてもらって「 異常のあるリージョンは全部か、特定か 」を見てもらう、というのも良いかもしれません。

一方で、この HTML をスクレイピングして定期的に疎通確認を・・・という使い方は個人的にはいまひとつかなと思いました5。対象が多いし( 277ヶ所!)、その対象 IP アドレスが固定である保証はどこにもないからです。

また、一時的にレスポンスタイムを計ったり、他のリージョンと比較してみたりするのもいいかもしれない。。。とも思ったのですが、そもそも画像サイズが小さい( 3,866byte )のであんまり意味がなさそうです。

何かのときに参考になれば幸いです。

脚注


  1. 主観です 
  2. おそらくどこかの Global Network 系セッションのデモか何かで拾ったんだと思うんですが、あとから検索しても出てこず、どこで拾ったかもわからなかったので。。 
  3. 繰り返しになりますが、主観です 
  4. とはいえ同じことを考えるひともいるようで、まさにそれを実行するPythonスクリプトが公開されています 。単発であれば有効なこともあると思いますので、ご参考までに。 

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