AWS Direct Connect Transit virtual interfaceのJumbo Frame対応はMTU 8500
ども、ゲストの大瀧です。久しぶりのブログエントリーですが、言いたいことがタイトルで完結しているしょっぱい記事ですみません。。。
先日追加されたAWS Transit GatewayのDirectConnect対応で昔敷設したDirect Connect接続の集約を検討している方もいると思います。ドキュメントを眺めていて気になった記述があったので、メモとして残しておきます。
AWS Direct ConnectはJumbo Frameに対応している
割と最近なのですが、Direct ConnectのMTUが1500から9001に拡張され、Jumbo Frameに対応しました。
EC2でのJumbo Frame対応要件とにらめっこしつつ、うまく活用したいところですが、今回のTransit Gatewayとの接続に利用するDirect Connectの仮想インターフェースであるTransit virtual interfaceのMTUはちょっと小さくて8500です。
- AWS Direct Connect Virtual Interfaces - AWS Direct Connect → 「(Transit virtual interface only) Jumbo frames」という項目(現時点ではEnglishに記載)
また既定では1500ですので、Jumbo Frameに対応させるためには以下の操作が必要なことにも注意が必要です。
Direct Connectのhostedプランやネットワーク事業者から仮想インターフェースを払い出す形態の場合、上記設定はユーザー側AWSアカウントでは行えないケースもあると思いますので、事業者にご相談いただくのが良いかもしれません。
まとめ
Transit GatewayをDirect Connect接続と組み合わせる場合はJumbo Frame対応のMTUが8500になります。ちなみにDirect Connectで設定するTransit virtual interfaceは現時点でDirect Connect Gatewayのみ接続可能ですので、VGWのみでDirect Connect Gatewayを未導入の環境ではDirect Connect Gatewayの導入がセットになる点も留意しましょう。