[レポート] Alexa最新テクノロジーアップデート ~ AWS re:Invent 2018 recap~  #AlexaDevSumi

[レポート] Alexa最新テクノロジーアップデート ~ AWS re:Invent 2018 recap~ #AlexaDevSumi

2018年12月14,15日に開催されたAlexa Dev Summit 2018のセッション、「Alexaスキルでのマネタイズ」のレポートです。
Clock Icon2018.12.15

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

はじめに

AIソリューション部の平内(SIN)です。

本ブログは、2018年12月14,15日に開催されたAlexa Dev Summit 2018のセッション、
「Alexa最新テクノロジーアップデート ~ AWS re:Invent 2018 recap~」のレポートです。

概要

11/26からラスベガスで開催されるAWS re:Invent 2018 で発表される、Alexa関連の最新トピックを含むテクノロジー動向についてDive Deepし、わかりやすく解説していきます。

レポート

Re:Intventへ行けなかったけど色々聞きたいよね?って方に向けてというセッションです。

進化とともに、人類の使うツールは変わってきた。 コンピュータができ、マウス、スマフォでのタッチと進化を遂げて、いろいろボイスUI。ここで、 「歩きスマフォは危険です!」 がうけていました。

講師

講師を努めて下さったのは、シニアソリューションアーキテクトの、小林剛士さんと、ジャスティン・ジェフレスさんでした。

Re:Invent 2018について

Re:Invent 2018では、7つのキャンパスで各種の情報が公開されました。 本セッションでは、この中からAlexaに関連するものを、次のような5つのテーマに分けて紹介された。

  • ゲーム&エンターテインメント
  • Alexa Skill Kit & 開発ツール
  • Alexaでマネタイズ
  • どこでもAlexa
  • 音声ファーストUX

1 ゲーム&エンターテインメント

ゲーム&エンターテインメントでは、サウンドを使用することで、効果的にメッセージをユーザーに伝えることができる!

ということで、3つの例が紹介されてました。

  • 部屋でカセットテープを押した時の効果音
  • 質問された回答をサウンドで回答 「ぶ~」とかの間違ったことをアピール
  • イベントの違いをサウンド活用

また、Pollyを使用することで、大きな効果を得ることができる。 解説者の音声を変えることで、一瞬、Alexaと思えない雰囲気を出すこともできる

ちなみに、AlexaでPollyを使うのは無料です。

2 Alexa Skill Kit & 開発ツール

最初に、ASK CLIとAMAPIの利用方法についての紹介です。

更新が激しいスキルなどは、スクリプト化することでが有効であること。 CLIを一回使い始めるとやめられない! との押し押しでした。

自分以外のものに使ってもらう事ができるベータテスターでは、開発に関わってない人に使ってもらうことで、予想外の発話を確認できたり、有効なフィードバックを受けることができ、非常に有用です。

対話パスのレポートでは、ユーザーが、どこで離脱してしまっているかが、ビジュアルで分かるので、スキルのブラッシュアップに効果的とのことでした。

3 Alexaでマネタイズ

Alexaのマネタイズは、以下の2種類(スキル内課金には3種類)がある。

  • AmazonPay スキル内で決済可能(日本で利用可能)
  • スキル内課金(米国のみ)
    • 買い切り型 書籍の購入
    • サブスクリプション(期間ごとに更新課金)新聞購入
    • 消費型 アイテムを使うとなくなる ハンバーガー(お金を払うと手に入り、食べるとなくなる)

4 どこでもAlexa

どこでもAlexaということで、次のような種類のAlexaがある。

  • AVS
  • ガジェット Echoボタン(米国のみ)
  • Alexa for Business
  • スマートホーム 電気、ドアロック

ガジェットとしてのEchoボタンは、まだ日本では未発売ですが、非常に興味深いスキルが作れそうです。

5 音声ファーストUX

VUIでは、ビジュアルデザインのように、YES・NOでは済まない。 想定外のユーザーの返事が、色々考えられるし、単語の同義語の問題もある。

VUIでは、トップレベルUIではなく、ストーリーボードの設計が有効とのお話でした。

APLでは、以下の3つのアプローチで開発を行う。

  • コンポーネント、スタイル、レイアウト、リソース
  • 条件式
  • コマンド(画面のタッチを処理する

最後に

Re:Intventへ行かなくても、Alexaに関する発表のまとめが聞ける有効なセッションでした。日本語で全部まとめて聞けって最高です。

なお、弊社ではAlexaの開発・導入支援も行っておりますので、お気軽にお問い合わせいただけますと幸いです!
Amazon Alexa(アレクサ)開発・導入支援

弊社では、「Amazon Connect」の導入を検討している方を対象とした無料相談会を毎週開催中です。

また、音声を利用した各種ソリューションの導入支援を行っております。お気軽にお問い合わせください。
チャットボット開発支援
クラウド型コンタクトセンターサービス導入支援

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.