[アップデート]AWS SSMのドキュメントでバージョン間比較ができるようになりました
こんにちは、臼田です。
みなさん、運用自動化してますか?(挨拶
今回はちょっとしたアップデートですが、AWS Systems Manager(SSM)のドキュメントがバージョン間で比較できるようになったので紹介します。
Now compare different versions of your runbooks with AWS Systems Manager
概要
SSMではRunCommandやAutomationなどで利用できるドキュメントを作成できます。ドキュメントは実行するコマンドなどの塊で、jsonやyamlで定義され、オペレーション上で利用するものであることからRunbookとも呼ばれます。
このドキュメントはAWSで用意したものもあれば、ユーザー自身で定義することもできるので、例えばなにか異常を検知したら実行する処理などを自分たちの環境に合わせて定義して、運用を自動化できます。
SSM Automationのドキュメントを利用した例は以下のようなものがあります。
ドキュメントは新しいバージョンを作成して更新することができるのですが、今回はそのバージョン単位の比較ができるようになりました。何が変わったのかわかりやすくていいですね。
注意点としては、自己所有のドキュメントのみ比較できます。AWSが作成したものなどは残念ながらできません。
やってみた
実際に見てみます。
既にRunCommand用のドキュメントを用意し、複数バージョン作成してある状態です。
SSMドキュメントからドキュメントの詳細を開き、コンテンツ
タブを開くとCompare versions
というボタンがあります。押してみます。
すると2つのバージョンが比較できます。対象バージョンの切り替えはプルダウンリストでできます。差分はハイライトされるので見やすいですね。
簡単ですが以上です。
まとめ
SSMドキュメントのバージョン比較ができるようになりました。
地味に良い機能ですね。差分が確認したい場面は色んな所であるので、Compareが他の色んな所でも実装されないかなーと感じました。
ぜひ使ってみて下さい。