ColdFusion Day 2011に参加しました

ColdFusion Day 2011に参加しました

Clock Icon2011.11.22

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こんにちは。くろの(福田)です。

先日ColdFusion Days 2011が開催されました。

■ColdFusion復習

  • ColdFusion(CF)はタグベースのCFMLで記述していくサーバーサイドテクノロジー及びそれをホストするサーバー
  • 各種最新技術がタグに整理されているので、最新技術を簡単に利用できる
  • PDFやFlash/Flex/AIRなどAdobe製品と親和性が高い
  • 1995年にJJ Allaireが開発 http://ja.wikipedia.org/wiki/ColdFusion
  • 当初VC++で書かれていたが、2000年からJavaベースに。この頃から世界的に普及
  • Allaire Corporation>Macromedia>Adobe
  • 最新はColdFusion 9 http://www.adobe.com/jp/products/coldfusion-family.html
  • 今回はColdFusion 10(ColdFusion Zeus)及びそれ以降の計画の話

■開催概要

■ColdFusionの誤解

  • ColdFusionをtoyという人が居る⇒エンタープライズ向けプラットフォームである ⇒今でもebayやアメリカンエクスプレスでもColdFusionでシステムが構築されている。
  • AdobeがColdFusionを放棄している⇒VersionUpは継続している
  • Javaの競合?⇒Javaと一緒に使う事が可能。親和性が高い

■ColdFusionの今

  • 難しいものをより簡単に
  • スケーラビリティ、セキュリティ、パフォーマンスに関して非常に考慮している
  • HTML5は難しい⇒ColdFusionがそれを簡単にする
  • 新しい若いデベロッパーにリーチする(!)

■Difficult Things Made Easy~難しいものをより簡単に~

  • PDF
  • Ajax
  • Office Integration
  • Web Services
  • Database Support
  • Charting
  • Search
  • マルチプラットフォーム
  • HTML5
  • Mobile

■ZEUS FEATURES AT A GLANCE~ZEUSの新機能を確認してみましょう~

  • Workflow Improvements(通信等基盤部分の改善)
    • SOAP 1.2 and WSDL 2.0
    • キャッシュ
    • VFS
    • Flex Lazy Loading
    • 検索の改善
  • Out-Of-Box(言語周りの新機能)
    • Closure
    • 言語の改善
    • ORM(検索の拡張)
    • Office 2010サポート
  • New Technology Trends(流行への対応)
    • スケジューラー
    • REST
    • HTML5(チャート、Websockets等)
  • Enterprise
    • セキュリティ
    • パフォーマンス
    • WebServices
    • スケジューラ
    • キャッシュ
    • Java連携改善
    • 検索の改善
    • Office  2010サポート
  • Java Integration(Java連携)
    • JavaからCFコンポーネントの起動
    • Tomcat連携
    • JavaライブラリのHot deploy
  • Easy Access & Affordability(簡単なアクセスと値ごろ感)
    •  CF X on the Cloud
  • ColdFusion Builder
  • 技術アップグレード
    • JRunに代わりTomcatを採用
    • Verityに代わりSolrを採用(全文検索)
    • Greenpointに代わりZingchartを採用(Server-side Charting) http://www.zingchart.com/

■BUSINESS INITIATIVES

  • BUILD EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)と日本との連携(ローカライズサポート)
  • EXTEND より大きなJavaデベロッパーの世界にメッセージしていく
  • FOCUS アメリカ、EMEAでの時代を牽引する活動への注力
  • TARGET 購入に関する障壁を低減し新しい開発者を
  • LEVERAGE 他のAdobe製品とCFのクロスプロモーションを通したAdobeブランド
  • CONDUCT 新しい開発者の教育を支援する定期的なオンライントレーニング
  • PARTICIPATE オンラインコミュニティ形成のためソーシャルネットワークやeCafeへの参加

■FINALLY(まとめ)

  • 使いやすさ」と「開発とメンテナンスにおける生産性」に関する顧客価値を引き続き追及
  • 新規顧客(アーリーアダプタ―)向けの魅力的な価値を創造するために新しい技術トレンドをサポートしていく
  • 価格、ライセンス、アクセス(クラウドを通した利用)に関する新しい試みは最新技術プラットフォームを試そうとしているユーザーが持つ大きな障壁を無くしていく
  • セキュリティ、サーバーモニタリング、管理、JavaEE/.NET連携を中心としたエンタープライズ機能の開発に投資をして行く
  • Adobeは次の24か月で4製品のリリースを計画しており、引き続きCFに投資していく

 

■色々メモ

  • CFはインド中心にがんがん開発している。安心してもらっていい。
  • Java、Adobeプラットフォームとの親和性をより高めていく。
  • JRunが無くなって、Tomcatに移行した。
  • AWS上で使えるようになる(予定?)数ヶ月無料。その後有料。ColdFusion Eenterprise(サブスクリプション型。月額料金)(EC2が時間課金でCF部分が月額課金なイメージ?)
  • モバイル関連は実際にはもう少し先のバージョンで出る予定
  • CFのPDFはAdobeのPDFではない(CFはJava、PDFはC++で出来ている)CF12で対応予定

 

今回のイベントはAdobeイベントおなじみのゲートシティ大崎で開催され、ルームDが満席でした。 個人的印象ですが、スーツ率が今年参加した技術系セミナーで最も高く、今も多くの企業で根強くColdFusionが活用されている証拠なのではないかと思いました。

リンク

主催のサムライズさんがレポートを公開していますので、こちらもご参照ください!

おしまい

@Cronoloves

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