[レポート]BSides Tokyo 2024 – CODE BLUE 2023 #codeblue_jp
こんにちは、AWS事業本部@福岡オフィスのべこみん(@beco_minn)です。
今回はCODE BLUE 2023で行われた以下のセッションのレポートです。
BSides Tokyo 2024
BSidesは、情報セキュリティコミュニティのメンバーのためのイベント、およびそれを構築するためのコミュニティ主導のフレームワークです。
2009年の夏、BlackHatが講演者のラインナップを発表した直後に会話が始まりました。これは当初、講演が採択されなかったことへの失望の叫びでした。これとは別に、さまざまな安全保障会議の政策と、誰もが楽しめるより友好的なイベントを作りたいという願望に焦点を当てた会話も進められていました。これら個別の会話が最終的に融合し、そこからいくつかの草の根の運動が生まれ、情報セキュリティ業界に旋風を巻き起こしました。その1つがBSidesです。
2009年7月29日~30日、後にBSides Las Vegasと呼ばれるSecurity BSides 1.0が開催され、それは大成功でした。この最初のイベントに参加した人々は、このアイデアを地域レベルで展開し、地元の主催者が自分たちの地域で同様のカンファレンスを開催できるようにするべきと考え、これをフレームワーク化しました。これにより世界各地でBSidesが開催され、2023年7月現在、62か国の220都市で、のべ850を超えるにまでに成長しました。
BSides Tokyoは、年に一度行われる、日本語もしくは英語の25分の講演がメインのセキュリティカンファレンスで、参加者に極力経済的負担をかけないよう運営を行なっています。2018年に第一回目を開催し、コロナ期間を除き毎年開催しており、毎年100名前後の参加となっています。次回は2024年春の開催を予定しており、年内には参加者および講演者を募集する予定です。Presented by : 青山 荘也 - Soya Aoyama 高岡 哲也 - Tetsuya Takaoka
レポート
- BSidesとは
- 情報セキュリティコミュニティのためのイベント
- 及びそれを構築するためのコミュニティ主導のフレームワーク
- Black Hatで採用されなかった論文を発表する場として2009年にラスベガスで発足
- その最初のイベントに参加した人々が自分たちの地域でも同様のイベントが開けるようにフレームワーク化
- 今年青山氏が行かれたラスベガスでのイベントの話
- DEFCON
- 8月10日〜13日
- Black Hat
- 8月5日〜10日
- BSides
- 8月8日〜9日
- Black Hatがお金かかりすぎて行けないという人は是非BSidesへ!
- DEFCON
- BSidesを開催するには?
- [email protected] に連絡すればイベントを企画可能。ただしオーガナイザーとの面談あり。
- 場所はどこでもOK
- BSides Tokyoとは
- https://bsides.tokyo/
- 2018年に始動
- 2017年のBSides Las Vegasに魅了されたこと、CODE BLUEに採択されなかったことから青山氏が開催
- スポンサーなし、参加費無料
- 現在7名のオーガナイザーによって運営
- BSides Tokyo 2023
- 8セッション
- 応募は28件
- 「SECCON 2022 電脳会議」の一部という形で開催
- 参加者は50名以上
- 8セッション
- TOKYO TO LAS VEGAS
- BSides Tokyo 2023で登壇した高岡氏がBSides Las Vegasに挑戦
- Proving Groundという制度があり、メンター付きで登壇する
- 結果、高岡氏のセッションは参加者70,80人ほどで、質問にも的確に答えられた
- 初の海外講演は大成功
- 高岡氏からのメッセージ
- BSides Tokyoは発表の場としてとても良い場所
- 国際カンファレンスに進出するためにも良いきっかけになる
- みんなにこの素晴らしいイベントを知ってもらいたい
- BSides Tokyo 2024
- 2024年春に開催予定
- 一応候補日は2024/03/30
- 場所は未定
- 渋谷かも?
- 参加者もCFPも近日募集予定
- 日本で同じ話をした内容のCFPはNG。海外で発表したもので日本で初発表であればOK。
- SECCONとは別で開催
- 2024年春に開催予定
感想
BSidesというコミュニティがあるのはそうですが、それがフレームワークとなって世界各国でBSidesが開催されているというのは非常に面白いですね。
私も最近少しずつイベント運営の活動を始めてるんですが、セッション内で青山氏が話されていたイベント運営の辛いところ(ドタキャン問題など)でとても共感しました。
BSides Tokyo、チケットが取れたら自分も是非参加してみたいです。