CloudWatchダッシュボードをタグベースで簡単に作成できるMetrics Explorerがリリースされました

CloudWatchダッシュボードをタグベースで簡単に作成できるMetrics Explorerがリリースされました

CloudWatch ダッシュボードを作成する手間が軽減されます
Clock Icon2020.11.05

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こんにちは。
ご機嫌いかがでしょうか。
"No human labor is no human error" が大好きな ネクストモード株式会社 の吉井です。

CloudWatch 使ってますか?(挨拶)
CloudWatch ダッシュボード使ってますか?(挨拶)

見たいメトリクスをまとめて一覧できる便利機能ですが、ダッシュボードの作成が若干手間に感じていました。
が、アメリカ時間 2020年11月4日に Metrics Explorer がリリースされました。

タグベースでメトリクスを表示、かつ、ダッシュボード追加が容易になりました。

Metrics Explorer

やってみました。
AWS マネジメントコンソールから CloudWatch を開きます。

左側に Explorer が表示されています。
2020年11月5日時点では「ベータ」が付いてます。

タグベースの表示

右ペインを以下の条件でフィルターしてみました。

  • メトリクス = EC2 Instance: CPU Utilization
  • 開始 = Environment: prod

タグキー: Environment、タグバリュー: prod というタグ付けをしている EC2 の CPU 使用率がグラフになりました。

フィルター基準は以下から選択可能です。

項目 フィルター内容
メトリクス CloudWatch で取得しているメトリクス
開始 リソースに付けているタグ。複数タグを指定して AND 条件に、同じタグのバリューを複数指定すると OR 条件になります。
集計単位 メトリクスを集計します。なし、平均、最小、最大、合計、標準偏差 から集計単位を選択します。
分割基準 ここで選択したタグ単位でグラフを分割します。例えば、AZ ごとにグラフを作りたいなどの要望に応えます。
グラフのオプション 期間やグラフ種別(線、棒など)、レイアウトをカスタマイズします。

ダッシュボードへの追加

ダッシュボードに追加 ボタンで簡単に追加可能です。

ボタンを押すと見慣れた画面が表示されます。

ダッシュボードへ追加した後は歯車アイコンでフィルターを変更可能です。

まとめ

ずいぶん楽になりました。
ダッシュボードはモニタリングの肝でしたが、作成に手間がかかるのが難点でした。
この機能のリリースで本当に助かります。

参考

Amazon CloudWatch launches Metrics Explorer
Use Metrics Explorer to Monitor Resources by Their Tags and Properties

以上、吉井 亮 がお届けしました。

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