澤円さんの「チャンスを生み出すプレゼンテーション」を聞いてきたのでシェアしたい #プレゼンハック

澤円さんの「チャンスを生み出すプレゼンテーション」を聞いてきたのでシェアしたい #プレゼンハック

Clock Icon2018.12.07

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やっぱり、プレゼン力は大事だよねってことで、
12/6(木)に開催された動かすチカラ!! 今すぐ出来るコミュニケーションテクニックに参加してきました。

  • チャンスを生み出すプレゼンテーション ~プロだけが知る勘所~(澤円氏)
  • なぜその話は盛り上がらないのか?(吉田尚記氏)
  • 「1分で話せ」の著者がリーダーに伝授!考え、伝えて、動いてもらう技術(伊藤羊一氏)

と、豪華ラインナップ!

その中から、澤さんのセッションをピックアップしてレポートします。
「プレゼンにはプレゼントを」の通り、高揚感をもらって帰ってきました。
より詳細に知りたい場合は、『マイクロソフト伝説マネジャーの 世界№1プレゼン術』をお読みください。

チャンスを生み出すプレゼンテーション ~プロだけが知る勘所~(澤円氏)

澤さんといえば、Microsoft社の泣く子も黙る名スピーカー!
年間で300回もプレゼンする現役の超プレゼンターがねほりはほり、マインドと振る舞いを教えてくれるとても貴重な場でした。

パブリックスピーキングは恐怖

  • アメリカおよび各国でもっとも怖い・苦手だとされるのは「パブリックスピーキング」
    • 中には、死ぬより怖い、人もいる
    • みんな怖いんだよ、を前提に行うのが大事
  • プレゼンは、高い
    • 時間と空間を共有している
    • 人生の一部分を切り取って来てもらってる
    • 時間を奪っている分、価値を与えて帰ってもらわないといけない
  • 何を提供するんだ」「何をお返しすべきか」を最初に考えるべし
    • そうすることで、スライドの1枚めの作り方も変わる
  • プレゼンは、リスク
    • ある程度のリスクを取らないと一般論、ウルトラ面白くない話になってしまう
    • 加減の調整次第で、リターンも大きくなる
  • プレゼンは、チャンス
    • 内容が良ければ、何年も語り継がれる(他にヒトラー)

プレゼンが世界を変えてきた

プレゼンは、成功へのスタートライン。 成功するために必要なのは3つの要素

  • ビジョン
  • 実践テクニック

プレゼンのビジョンとは?

ビジョンとは、向かっていく方向を言葉に落としたもの

  • 良いプレゼン=何かしら行動したくなる
  • 悪いプレゼン
    • 別のことに気が行ってしまう
    • セッションアンケートに「空調が寒い」など書かれるのは、面白くなかった証拠だと思え!

プレゼンは行動させるためにするべし

ACTION

プレゼンがうまい=喋りがうまい?

「しゃべり」は、レストランでいうと「配膳」のパート

  • テクニック論に偏ってしまうと、ここに注力されがち
  • 結果を決めるうちの20%程度にすぎない
  • もちろん磨く価値はある、最終的な印象を変えるのはココ

あなたはどんな人ですか?

  • 核を作るのは自分
    • そのプレゼントの関係性や立ち位置を考える
    • 完全に知っていて「理解している」レベルでないといけない
    • 知っている≠再現できない
      • 言葉に落とすことが大事
      • 言わなきゃいけないことを言葉に落とすプロセスが大事
      • どこがわかっていないかが一発で分かる
      • なんでわからないのかも改めて考えた上で、プレゼント自分との関係付けを明確にしていく
  • 冒頭では、アイスブレイクも兼ねて質問をしよう
    • 相手を知ることで話す内容も変える
    • 「心を一つにする」質問を考えてみる

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セミナーや勉強会のテーマに応じて、「その会場ならでは」の質問を用意しておくと良い

体験が人を動かす

体験が人を動かす

  • 体験を定義しよう
    • ドラッカー「モノを売るよりも体験を売れ」
  • 人を動かすのは2つ

共感

人は「自分事」で動く

脅迫

一時的であり、「脅すもの」がなくなれば人は動かなくなる。

持って帰るものは?

持って帰る

  • さらに、聞いた人のその次の行動、その先のオーディエンスを想像してください
    • どんな場面で共有される?
      • 飲み屋でドヤ顔で「こんなこと聞いたよー」って言う
      • 社内で共有する
    • その人達がエバンジェリストになれるようにする
      • 伝言ゲームしやすくするために、ワーディングもシンプルにしよう

プレゼンの核

いますぐできる実践編

スライドを作る際は、イケてない資料を見るとわかりやすい

国の資料

  • 文字が多い
  • フォントがそれぞれ異なる
  • 何が重要なのかわからない
  • 選んだ色に意味あるの...?

なるべく文字は少なく

文字を閉じ込める

初めに文字の表示スペースを確保して、そこに入れるようにするとうまくいく

  • NG ですます
  • NG 句読点なし
  • OK 言い切り
  • OK 体言止め

  • まだ言ってないことは表示しない
  • 自分の話すペースに合わせて文字を出す、程度にする

改行の位置も大事

改行の位置なども気を抜かないようにしよう

視点誘導も考える

目線は普段のユーザーに合わせて、自然に動く方向に文字や流れを持っていくと良い

視点の独占

キラーン

ここはNG

どの会場でも対応できるように、下1/3ぐらいには重要なことは書かないようにすると良い。
大事なことは上方に!

画像検索でワーディング

  • そのまま使うのではなく、イメージを広げるために検索する
  • ワーディングが選べたり、アイデアが生まれたりする
  • たとえば「secrurity」だと、鍵、ロボット、チェックマーク、ガードマン・・・

画像の使い方のコツ

画像の使い方1

画像の使い方2

次のは、2枚をアニメーションで表示させると良い。

画像の使い方3

画像の使い方4

  • 画像の様々な使い方
    • 画像と文字を並べる
    • 背景画像として使う
    • 初めに関連する画像のアップを出し、その上に文字を浮かばせる
  • 視線が誘導され、惹きつけられる
    • 画像と文字が一致することで、瞬間的に聴講者の心にリンクできる

時間調整用のスライド

いざ、時間が足りなくなった時や、より詳細な情報を伝えたい時のために、「続きはwebで」や「QRコード埋め込み」などができるように1枚用意しておくと良い

プレゼンの様子は撮影せよ

話し方チェックポイント

  • 立ち方
    • asimo立ちになっちゃってる人、意外と多いらしいので注意
  • 手の位置
    • 決めておくのが大事
    • 視線を誘導しちゃうので、どこかに固定しておくと良い
    • ちなみに、手の甲を見せておくほうが手はキレイに見えるよ
    • あるあるNG:腕を組む:偉そう、声が出づらくなる
    • あるあるNG:腕を後ろに:偉そう、信頼できない(手の内を明かす、の逆な印象)
  • 首の動き
    • 特に女性に多いが、不用意に頷くと気になるし、声も変わってしまうのでなるべく固定すると良い
    • 肩から上は動かさないように注意しよう

つまり、

視覚ノイズを無くす

他にも注意

  • 口癖(フィラー)
    • 「えー」「あー」「つまり」「結局」「というわけで」・・・
    • 聴講者が気になるので、意識してはずそう
  • 背中で語らない
    • スライドを見ながらはNG
    • プレゼンはファンサ!だと思えっ!
  • アイコンタクトのコツ
    • 必ず全員と目が合うように意識している
  • PCばかりを見ない
  • 口角を上げる(意識しないと上がらないよ)
  • いっそのこと、「緊張してます」といったほうがマシ
    • 植松さん「緊張がほぐれました」

  • アンテナを広げよう、ツイートしよう!
  • 人との全ての会話はプレゼンである
  • もう「本番」は始まっています

人生の成功を

まとめ

ざっくり注意ポイントをまとめると、こんな感じでしょうか?

  • 聴講者の「お持ち帰り要素」や「その後、どう語られるか」は常に意識しよう
  • ある程度のリスクは覚悟しよう、それが世界を変えるかも
  • 自分は誰なのかを常に意識し、相手を巻き込む姿勢も忘れないようにしよう
  • スライドの文字は少なく、ワーディングはこだわり、画像は意味のあるものを選ぼう
  • 視線を不用意に奪わないようにしよう

過不足あると思いますので、詳細は書籍を御覧ください。

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