[入門]CloudFormationを使ってリソースを作成してみた

[入門]CloudFormationを使ってリソースを作成してみた

Clock Icon2024.09.29

こんにちは。中村です。

はじめに

以前、使い捨てEC2環境の構築をCloudShellを利用して構築しました。
しばらく経って、マネジメントコンソールからの手順も知りたい!と身近な人から声をいただきました。
ということで、簡単にマネジメントコンソールからの構築手順を記録します。
一度やってみると、思いのほか、簡単であると感じるかもしれません。

https://dev.classmethod.jp/articles/create-ec2-playground/

やってみる

前提条件

  • 構築するリソースの権限を持ったIAMユーザにて作業を実施
  • CloudFormationテンプレートを事前に準備する
  • ※上記リンク先ブログのテンプレートを利用することも可能。一読の上、EC2キーペアを事前に作成ください。

やってみた

  1. ローカル環境にCloudFormationのテンプレートを準備する

  2. CloudFormationのサービス画面へ移動する

  3. 「スタックの作成」から「新しいリソースを使用(標準)」を押下する
    cfn-create-by-console-img-1

  4. 「テンプレートの指定」にて「テンプレートファイルのアップロード」を選択する

  5. 「ファイルの選択」を押下し、ローカルにあるCloudFormationテンプレートをアップロードする。
    cfn-create-by-console-img-2

  6. 「次へ」を押下する

  7. スタック名および、パラメータを入力する。
    ※パラメータの入力項目は、利用するCloudFormationテンプレートによって異なります。

cfn-create-by-console-img-3

  1. スタックオプションの設定は、デフォルト設定のまま、「次へ」を押下
    ※今回は、入門としてオプションの設定は実施しません。

  2. 「確認して作成」画面で、作成するリソース概要を確認する。機能欄に承認が必要な項目がある場合は、確認の上、チェックボックスにチェックを入れる。

  3. 「送信」を押下する

cfn-create-by-console-img-4

  1. 「CREATE_COMPLETE」が表示され、エラーなくスタックが作成されたことを確認する

cfn-create-by-console-img-5

更新する場合

  1. リソースを更新する場合は、「更新」を押下する。

cfn-create-by-console-img-6

2-1. パラメータのみ更新する場合は、「既存のテンプレートを使用」を選択して、「次へ」を押下。

cfn-create-by-console-img-7

2-2. リソース構成を更新する場合は、「既存のテンプレートを置換」を選択して、ローカル環境からテンプレートをアップロードし、「次へ」を押下。

cfn-create-by-console-img-8

  1. 以降は、新規作成の手順を参考に、同様に設定をしていく。

削除する場合

  1. 削除するスタックを選択して「削除」を押下して、削除します。

cfn-create-by-console-img-9

留意

ローカル環境からCloudFormationテンプレートをアップロードした場合、そのファイルはS3上に保存されます。
「cf-templates-xxxxxxxxxxxx-ap-northeast-1」こんな感じの名前のバケットが作成されます。
不要であれば、削除してください。

さいごに

今回は、CloudFormationをマネジメントコンソールから作成してみました。
画面上で都度操作内容を確認しながらリソースを構築できるのは良いですね。
まずは、やってみるという入門でリソースを作成してみるのも良いと思います。
慣れてきたら、オプションを設定してカスタマイズしたり、スタック更新時に「変更セットを作成」する運用にしたり、使いやすい方法を検討してみましょう。

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