AWS Summit Bangkok 2024 の会場紹介

AWS Summit Bangkok 2024 の会場紹介

AWS Summit Bangkok 2024 当日の会場の雰囲気をご紹介します。
Clock Icon2024.06.04

こんにちは、クラスメソッドタイランドのテクニカルサポートチームの岩井です。

5月30日に開催されたAWS Summit Bangkok 2024 に参加してきました。

タイの現首相セター氏のKeynote登壇がありタイ国内でも注目を浴びていたイベントでしたが、結果としては大盛況のうちに終わりました。本ブログでは当日の会場の雰囲気をお伝えできればと思います。

会場

今回の会場はクイーン・シリキット・ナショナル・コンベンション・センターという、日本で例えるなら東京ビッグサイトや幕張メッセのような大型展示場でした。

2022年に大規模な改修工事が完了したばかりで建物自体が新しく、バンコクの地下鉄MRTからも直結で非常にアクセスが良い場所です。

受付

私を含むクラスメソッドタイランドのスタッフ3名が事前の入場登録完了のメールが送信されないトラブルがあり、Walk-in(当日受付)で入場しました。

Walk-inの入場は09:15から開始予定とのことで専用の待合室で待機していましたが、通常の受付が大混雑でなかなか終わらず、やっと受付が完了したころにはすでにKeynoteが後半に差し掛かっていました。

Keynoteでは念願だった2025年初頭のタイリージョン開設について公式発表がありました。Keynoteの速報は以下ブログでご紹介しておりますので、まだ確認されていない方はこちらもご参考ください。

AWS Eventsアプリ

入館カードにはAWS Eventsアプリのインストール用のQRコードがついていましたので、早速インストールして使ってみました。

AWS Eventsアプリ内には「Catalog」「Calendar」「Maps」などの機能があり、事前に「Catalog」から視聴を希望するセッションを「Calendar」に登録して、セッションの開始時間に通知させることも可能でした。

また「Maps」では当日の会場内の地図およびスポンサーブースの場所が確認できたので、各セッション開始前の場所の移動やクラスメソッドタイランドのブースへの移動も迷うことなく到着することができました。

とても便利なアプリでしたので、今後AWSのイベントに行く予定のある方は以下ブログなどを参考に事前にインストールしておくことをおすすめします。

会場内部

会場内部は1フロアで以下のようにゾーン分けがされていました。

  • パープル:Keynoteや各種セッション
  • ブルー:AWSブース
  • イエロー:スポンサーブース
  • オレンジ:Gameday/Hackathon
  • ピンク:Express Trainings
  • グリーン:ExecLeaders

特にブルーのAWSブースとイエローのスポンサーブースの箇所に人が集中していたため、セッションの開始前や終了後に混雑してなかなか思うように動けない場面もありました。

スポンサーブース

今回はClassmethodタイランドもスポンサーブースに出店しました。

スポンサーはPlatinum, Gold, Silver, ATP の4ランクあり、今回は写真に記載の合計26社が出店していました。

外資系グローバル企業の出店が中心でしたが、日系企業は当社含めて2社出店していたほか、タイローカルのIT企業の出店も確認ができました。

セッション

セッションは以下4つのトラックがあり、各トラックあたり8つのセッションで合計32セッションでした。

  • Track 1 - Reimagining Industries with AWS
  • Track 2 - Modernise your workload
  • Track 3 - The future is now with data and generative AI
  • Track 4 - AWS for Developers

なお開催地がタイ・バンコクのためセッションの言語はタイ語が中心で、32セッションのうち英語のセッションは4つのみと、タイ語ができない方向けの選択肢は少なかったです。

内容としては生成AI(Generative AI)関連が多く、32セッションのうちAIとその関連サービスに関するセッションが半数以上と、AWSでも非常に力を入れている分野であることは一目瞭然でした。

電源やWifi

館内はAWS Summit Bangkok 2024専用のFreeWifiが用意され、私が確認した限りでは遅延や輻輳もなくインターネット接続も非常に快適でした。

一方で予想よりも多くの人が入場していることもあり、フリースペースのソファーや椅子を確保することはなかなか困難な状況で、地面に座ってPC作業やランチを食べている人も多かったです。

ランチ

会場ではランチタイムに無料で弁当が配布されましたが、とても豪華かつボリュームのある内容でクラスメソッドタイランドのスタッフ内でも話題になりました。

タイ料理が中心なので日本人には若干スパイシーに感じられる内容かも知れませんが、個人的には上品な味で美味しかったです。

最後に

AWS Summit Bangkok 2024 の会場の雰囲気をお伝え致しました。

今後は2025年のタイリージョンの開設や生成AIの急速な普及を契機に、さらにタイ国内でのAWS利用が増えていくことを願っています!

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