AWS re:Invent2013参加レポート #9 (Keynoteより)企業がAWSを利用する6つのストラテジー

AWS re:Invent2013参加レポート #9 (Keynoteより)企業がAWSを利用する6つのストラテジー

Clock Icon2013.11.14

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re:Inventのトップページからキーノートの動画がアクセスできるようになっています。動画はこちらです。

この中で企業がAWSを利用するストラテジーを6つ紹介する部分がありましたので共有したいとおもいます。動画は0:50:40 頃からです。

Strategy 1 開発とテストの環境

よくあるパターンですね。王道です。東証が出ていました。

Strategy1

Strategy 2 クラウドのための新しいアプリケーションを構築

NetflixやUBI SOFTがでていました。ユーザー数が動的に変わる、予想できないサービスにはAWSは最適です。

Strategy2

Strategy 3 オンプレミスのアプリケーションとAWSを統合

NASDAQ,NOKIAの例が出ていましたが、解析用にデータをRedshiftに送ったり、バックアップ用のサイトをつくったりといった例でした。

Strategy3

Strategy 4 オンプレミスとAWSを融合したアプリケーション

例では、SAMSUNGのSmart TVのアプリケーションのでした。決済系のシステムはオンプレミス、コンテンツ系はAWSと組み合わせているとのことでした。

Strategy4

Strategy 5: マイグレーション

ユニリーバ、Bristol-Myers Squibbの例でしたが、ここではコスト削減と移行期間の短かさが強調されていました。さきほどのオースラリアの銀行もこちらの例ですね。

Strategy5

6: All-in

ポーカー用語で、「全部の金を掛ける!」の意味です。そういえば韓国ドラマにそんな名前があった気がします。 Netflixの例があがっていましたが、ほとんど全てのリソースをAWSにあげているとのことです。

Strategy6

330万人以上のユーザーがあり、10000インスタンス、ピークで全米のトラフィック帯域の1/3を占めるという次元が違う規模ですね。 でも、一歩引いてみると、アメリカの人口は3億以上で、ほぼ全員TVを見る人ということを考えると、これからも大きく伸びてゆくのですよね。すごい。

感想

AWSの進歩はとても速いです。他のクラウドサービスやオンプレミスの構築とかけもちというのはリソースが潤沢にある場合を除き、スピードを出すことが難しいと感じます。
All-in戦略は名前ほどリスクの高いものではなく、第一に検討すべき戦略ではないでしょうか? と思うのは周りにAll-inしている人ばかりだからかもしれません。

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