Windows Server にEBS Volumeを追加する

Windows Server にEBS Volumeを追加する

Clock Icon2014.09.05

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渡辺です。

最近、Windows Serverを触る機会が増えてきたので小ネタとして、EBS Volumeの追加についてまとめます。 Windows ServerにEBS Volumeをアタッチし、認識させる方法を確認しましょう。

EBSボリュームのアタッチ

マネジメントコンソールでEBS Volumeをアタッチしただけでは、エクスプローラ等でドライブを利用できません。 EBS VolumeをWindows用のボリュームとして初期化する必要があります。

Windows Server 2008の場合

EBS Volumeをアタッチしたならば、スタートメニューよりサーバマネージャを起動します。 サーバマネージャを起動すると、自動的に初期化されていないディスクがあることを認識し、初期化を促すダイアログが表示されます。

Win_EBSAttach_1

初期化が行われたならば、ディスクのコンテキストメニューを開き、「新しいシンプルボリューム」を選択します。

Win_EBSAttach_2

後はウィザードの手順に従ってボリュームを作成すると、Dドライブとして利用できるようになります。

Windows Server 2012の場合

EBS Volumeをアタッチしたならば、スタートメニューよりサーバマネージャを起動します。 サーバマネージャが起動したならば、右側のメニューから「ファイルサービスと記憶域」を選択します。

Win_EBSAttach_3

続けて、ボリュームのディスクを開き、アタッチしたEBS Volumeが認識されていることを確認します。 オフラインになっているので、コンテキストメニューから「オンラインにする」を選択してください。

Win_EBSAttach_4

その後、同じコンテキストメニューの「ボリュームの新規作成」を実行します。 後はウィザードの手順に従ってボリュームを作成すると、Dドライブとして利用できるようになります。

再起動でもOK

Windows Serverを再起動すると、アタッチしたEBS Volumeは追加ドライブとして自動的に利用できるようになります。 ボリュームの作成を起動時に行っているようです。

EBSボリュームのデタッチ

マネジメントコンソールでEBS Volumeをデタッチすると、自動的にエクスプローラ等でドライブは利用できなくなります(見えなくなります)。 なお、一度初期化したEBS Volumeであれば、再アタッチした時は自動的にドライブとして認識されます

まとめ

Windows ServerでEBS Volumeを利用するには初期化(フォーマット)が必要です。 初期化しボリュームを作成すれば、アタッチ/デタッチで簡単にドライブの付け替えが可能です。

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