Alteryx DesignerのDCMのクイック接続からOracleに接続してみた

Alteryx DesignerのDCMのクイック接続からOracleに接続してみた

Clock Icon2024.09.10

こんにちは、スズです。

Alteryxにはデータ接続マネージャー(DCM)という機能があります。DCMを使用することで、データソース、認証情報、接続の管理が行えるようになります。これにより、WindowsにてODBCデータソースにDSNを設定していなくても、Alteryxの画面上からデータソースへの接続に必要な設定を行い、データソースに接続することができます。

今回はAlteryx DesignerのDCMのクイック接続にてOracleに接続してみました。

執筆環境

本記事は以下の環境にて執筆しています。

  • Alteryx Designer 2024.1
  • Windows 10 Pro
  • Amazon RDS for Oracle (エンジンバージョン:19.0.0.0.ru-2024-07.rur-2024-07.r1)

DCMでOracleにクイック接続する

今回はデータ入力ツールからクイック接続を試してみます。キャンバス上に配置したデータ入力ツールの設定にて、「データ接続マネージャー(DCM)の使用」を有効にした状態で、「接続を設定します」をクリックします。

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「データ接続」ウィンドウの「データソース」を開き、Oracleの「クイック接続」をクリックします。

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Oracle Instant Clientがインストールされていない場合、「Oracleクライアントが見つかりません」というウィンドウが表示されます。このウィンドウでインストール先を指定し、「インストール」をクリックします。すでにOracle Instant Clientがインストールされている(Alteryx Designerがアクセスできる)場合は、当該のウィンドウは表示されません。

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Oracle Instant Clientのインストール完了後、「接続マネージャー」ウィンドウが開きます。右上の「新規」をクリックします。

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今回の設定では、データ入力ツールからOracleのクイック接続から遷移して、新しいデータソースの画面にたどり着いています。そのため、テクノロジーについては対象が固定されており、グレーアウトされています。その他、データソース名と、接続先のOracleのホスト、ポート、サービス名を設定の上、「保存」をクリックします。これでデータソースとして接続先となるOracleの設定を保存できました。

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続いてデータソースに対して紐づける資格情報を設定します。「資格情報の接続」をクリックします。

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「接続」に、データソースに紐づける認証方法の設定欄が表示されます。

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「認証方法」には「ユーザー名とパスワード」を設定し、「ユーザー名とパスワード > 資格情報」はプルダウンメニューから「新しい資格情報の作成」を選択します。

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資格情報名、ユーザー名、パスワードを設定し、「接続テスト」をクリックします。接続テストに成功しましたら、「作成/リンク」をクリックします。これで、データソースに対して資格情報の紐づけができました。

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データソースに紐づけた資格情報の右側にある「接続」をクリックします。

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対象のOracleに接続できました。使用するテーブルを選択して「OK」をクリックします。

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ワークフローを実行すると、結果ウィンドウにデータが表示されました。

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最後に

Alteryx DesignerのDCMのクイック接続からOracleへの接続についてご紹介しました。

参考

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