[セッションレポート]COP201-R | Accelerate troubleshooting with AWS observability

[セッションレポート]COP201-R | Accelerate troubleshooting with AWS observability

Clock Icon2023.11.28

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はじめに

トラブルシューティングとAWSオブザーバビリティという言葉に惹かれて、このセッションに参加しました。 また、このセッションはチョークトーク形式で進めれれました。 チョークトークとはセッションのお題に合わせて、聴講者が質問をして、登壇者が回答する形式です。 会場は70−80名くらい入るキャパシティでセッションスピーカーと聴講者の距離感が近いセッションです。

セッションスピーカーは以下の2名でした。

Elamaran Shanmugam
AWSのコンテナスペリストのソーリューションアーキテクト. AWSのSr. Container Specialist Solutions Architect コンテナ、オブザーバビリティ、マルチアカウントアーキテクチャのSMEであり、AWS上でスケーラブル、セキュア、最適化されたコンテナワークロードの設計と構築を支援。

Mengdi Chen
Amazon Managed Grafanaを専門とするAWSのシニアプロダクトマネージャーです。

アジェンダ

  • なぜオブザーバビリティが重要か
  • AWS observability suite
  • AWSネイティブのオブザーバビリティ
  • AWSマネージドのオープンソースサービス
  • クロスアカウントのオブザーバビリティアーキテクチャ
  • Q&A

各アジェンダの内容

なぜオブザーバビリティが重要か

適切なロギングやモニタリングは適切なオブザーバビリティは何が問題を簡単にして、リアルタイムのトラブルシューティングを可能にします。 顧客の問題に対して、早期的な対処ができれば、顧客経験が上がり収益を上げられる場合があり、オブザーバビリティはビジネスに繋がります。

AWS observability suite

AWSにはAWSネイティブとAWSマネージドのオープンソースサービスのオブザーバビリティがあります、 オープンソースサービスの構成は古い構成ではあるものの、はEKSを利用している場合は、オープンソースファーストな選択をしている場合などに用いられています。

AWSネイティブのオブザーバビリティ AWSマネージドのオープンソースサービス
AWS CloudWatch SereviceLens Amazon Managed Grafana
Amazon Managed Service for Prometheus
Third-Party Solutions(JAEGER,ZIPKIN)

AWSネイティブのオブザーバビリティは、ログ、メトリクス、データを収集して、X-Rayのログ・メトリクスをトレースして、パフォーマンスの相関の確認やドメインレベルのウェブアプリケーションのパフォーマンスの測定など様々な情報をAWSは提供します。 一方で、OSSはますます人気になると考えており、オープンソースコミュニティは様々なことを成し遂げるとも考えており、AWSマネージドのOSSサービスを提供しています。

[補足] Amazon Managed Grafanaの新規アップデートであるコミュニティ・プラグインのセルフリリースサービスの説明を交えながらAWSマネージドのオープンソースサービスを説明していました。

Grafana コミュニティプラグインで Amazon Managed Grafana のエクスペリエンスを拡張

クロスアカウントのオブザーバビリティアーキテクチャ

セッションスピーカーの課題意識として、管理しているデータが全て一元管理できていないことです。 単一アカウントではなく、複数アカウントの場合も一元管理して可視化した方が良いです。

具体的にはモニタリングアカウントを作成します。 AWSネイティブであればモニタリングアカウントにAWS CloudWatch Dashboard、OpenSearchServiseを構築して、CloudWatchのクロスアカウントの機能を用いて、一元管理をします。
AWSマネージドのオープンソースサービスであれば、Amazon Managed Grafanaを構築してロールを用いてクロスアカウントのモニタリングを実施します。

まとめ

オブザーバビリティについてEKSを中心とした話が多かったものの、EKSの監視やクロスアカウントで監視する際の構成については馴染みがなかったため、勉強になりました。

Q&Aは最後にまとめてあるのではなく上記のセッションの途中に複数会ありました。 セッションスピーカーが特定の話題について聴講者に話を振って、質問をしてもらうような形式です。

質問者がいないことはなく、常に数名の質問者がいました。 様々のバックグラウンドの人が質問をしていました。 トラブルシュートに時間がかかるが、ログは多すぎるのでコスト上保存ができないなど、見覚えのある質問も多くあり、 悩みは世界共通なことを認識しました。

チョークトークは質問ができると充実度がますセッションと感じました、質問と質問に対するヒアリングに応えられるような営業力を身につけて来年は参加したいと思いました。

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